製品仕様・技術資料
コンクリートひび割れ補修・住宅基礎補強|TAC DINE施工方法・技術資料
製品仕様書、製品安全データシート(SDS)、施工資料、試験・技術資料を製品別に掲載しています。施工方法・ひび割れ補修の技術解説も下部から確認できます。
PRODUCT DOCUMENTS
製品別資料
各製品の仕様書、SDS、施工・使用資料、試験・物性資料を掲載しています。
TAC DINE PE-10GⅡ
TAC DINE CP-10
TAC DINE BG-200(G)
TAC DINE PS-10(G)
TAC DINE AL-100
TAC DINE AD-20
TAC DINE TD-Cartridge
TAC DINE M-1 速硬化目地剤
NKガラスプライマー
REINFORCEMENT FIBER DOCUMENTS
強化繊維関連資料
アラミド・バサルトの施工、試験、技術資料をまとめています。
アラミドクロス関連資料
バサルトクロス関連資料
CRACK REPAIR PRINCIPLES
ひび割れ幅だけで、一つの補修方法を当てはめない
コンクリートのひび割れは幅や状態によって必要な樹脂特性・補修方法が異なります。5mm以上、1mm前後〜数mm程度、0.5mm以下を目安に区分し、実際の選定では流出の可能性や下地状態なども確認します。

5mm以上の大きな亀裂
- 必要な粘度
- 大
- 硬化時間
- 短め
投入量が多くなり、樹脂の流出や変形リスクも大きくなるため、ある程度の粘度と比較的短い硬化時間が必要になります。現場条件に応じて充填・接着方法を選定します。
大きな亀裂は現場確認を優先1mm前後〜数mm程度の亀裂
- 必要な粘度
- 中
- 硬化時間
- 中
樹脂を亀裂内に留めながら、注入後の細部への事後浸透を待つ考え方です。TD-Cartridgeは2mm以上を目安とする圧力注入用です。
TD-Cartridgeを見る ↗0.5mm以下のヘアクラック
- 必要な粘度
- 小
- 硬化時間
- 長め
微細な隙間へ浸透させる時間を確保するため、低粘度・高浸透性が重要です。CP-10は0.5mm以下を目安とするヘアクラックへ、特殊な加圧装置を使わず浸透させる用途に使用します。
CP-10を見る ↗TD-Cartridgeによる圧力注入
1M-1等で亀裂表面を塞ぐ → 2亀裂中央へ向けて8mm穿孔 → 3Cプラグを挿入 → 4TD-Cartridgeで加圧注入 → 5充填確認後に仕上げ
ヘアクラック:M-1+CP-10による浸透補修
M-1と浸透性クラック接着剤CP-10を使用し、特殊な器具や加圧装置を必要としない補修方法です。
資料中の0.2mm程度の試験例では、注入から約8分で内部亀裂のほぼ全面へ浸透したと記録されています。これは試験条件下の記録であり、現場での保証値ではありません。APPLICATION PROCEDURE
タックダイン(TAC DINE)強化繊維補強工法
施工前の状態確認から、下地処理、樹脂塗布、強化繊維の貼り付け、上塗りまでを順に確認できます。ひび割れ補修そのものは別工程として先に適切な方法を選定します。
施工前チェック必要材料・道具・注意事項
必要なもの
タックダイン樹脂本体、強化繊維各種、必要に応じて計量器。
下地処理
作業手袋・マスク等、ワイヤーブラシ、養生用品、必要に応じてサンダー。
塗布作業
ローラー刷毛、ゴムヘラ、刷毛、清掃・施工条件に応じた補助用品。
- 使用する製品が施工時の気温条件に適合していることを確認してください。
- 多量に混合すると反応が早くなるため、必要に応じて小分けし、所定の重量比で正確に計量してください。
- 主剤と硬化剤は容器の隅まで十分に混合してください。
- この強化繊維補強工法では、塗布面を乾燥・清掃した状態に整えてから施工します。TD-Cartridgeの湿潤面対応とは用途が異なります。
- 硬化時間は温度の影響を受けます。マスク、換気、保護具等の安全措置を講じてください。
施工範囲を決める
部分施工にするのか、全体に施工するのかを決めます。部分施工の場合は、亀裂の両端から30cm以上広めに施工範囲を取ります。


下地処理・養生
浮いた化粧モルタルや脆弱部を除去し、塗布面をワイヤーブラシ等で平滑にして、ほこりや汚れを除去します。その後、樹脂が付着してはいけない部分を養生します。
基礎等に土盛りがしてある場合は、施工面が確認できるよう基礎を露出させます。

プライマー処理・必要な欠損補修
ローラー刷毛を用いて施工面にプライマーを塗布します。PS-10(G)は現在一時製造停止中のため、このプライマー工程では施工条件と製品資料を確認のうえ無溶剤型PE-10GⅡを使用します。
基礎に大きな欠損がある場合は、プライマー処理後にパテ剤で充填し、表面を平滑に整えます。


ベース塗り
強化繊維をコンクリート面へ貼り付けるための樹脂を塗布します。PE-10GⅡまたはAC-100Ⅱを組み合わせる材料として案内しており、ローラー刷毛で繊維が十分に含浸・定着できるよう均一に塗ります。
使用材料・塗布量は各製品仕様と施工条件に従ってください。

強化繊維を貼り付ける
ベース塗りが硬化しないうちに強化繊維を貼り付けます。シートを軽く押さえ、裏側から樹脂がにじむ状態を確認しながら密着させます。
樹脂へ直接触れないよう、適切な保護手袋を使用してください。

脱泡・圧着
シート裏側の空気を抜き、樹脂と強化繊維を十分に密着させます。必要に応じて脱泡ローラー等を使用し、繊維層へ樹脂が十分に行き渡るよう圧着します。

上塗り・補強層を一体化
貼り付けた強化繊維の上から樹脂を塗布し、繊維層を樹脂層の間に一体化させます。硬化中は物が触れないようにし、降雨の可能性がある場合は雨水がかからないよう養生します。


モルタル仕上げを行う場合
補強工程とは分けて、仕上げ条件に応じてAD-20を使用したモルタル仕上げを行います。



