TAC DINE TD-Cartridge
湿潤面・油面硬化型クラック補修剤
クラック幅2mm以上を目安とするひび割れへ、専用ハンドガンとCプラグを用いて圧力注入する二液型エポキシ樹脂製品です。

基本仕様
- 製品区分
- 湿潤面・油面硬化型クラック補修剤
- 混合比
- 主剤:硬化剤=2:1
- 内容
- 主剤300ml+硬化剤150ml
- 適用
- クラック幅2mm以上を目安
- 専用副資材
- 専用ハンドガン/Cプラグ(逆止弁機能付)
用途と考え方
クラックへ圧力注入
Cプラグを設置し、専用ハンドガンで樹脂を加圧注入します。
湿潤面・油面への対応
塗布面が湿潤している場合や油分が残る箇所での硬化に対応します。
専用器具による施工
TD-Cartridge本体、専用ハンドガン、Cプラグを組み合わせて施工します。
使い分け・施工のポイント
クラック幅2mm以上を目安に、湿潤面・油面での硬化性能が必要なクラックへ圧力注入する場合に使用します。
施工面を確認して除去できる水分・油分・粉じん・脆弱部を除き、Cプラグと専用ハンドガンで徐々に注入します。
RE-1使用時のカートリッジ/ノズルセットアップ
原資料「TAC DINE カートリッジ/セットアップ方法」に基づく手順です。この資料では本カートリッジ専用電動ガン「RE-1」への装てんが指定されています。Cプラグを用いる圧力注入手順は別の使用説明資料として掲載しています。
ミキサーノズル単体での使用
- カートリッジを準備
箱から取り出し、固定キャップを上にした状態で平らな場所に置きます。
- 固定キャップ・止水栓を外す
固定キャップを外し、半月形の止水栓を主剤・硬化剤カートリッジそれぞれから外します。
- ミキサーノズルを取り付ける
吐出先端部へミキサーノズルを固定キャップで取り付けます。ノズル内側の螺旋のハカマが二つの吐出部をまたぐように、吐出部の合わせラインに対して直角になる向きで取り付けます。
- 吐出量を調節
クラック等への注入はこの状態で使用できます。吐出量を多くする場合は、ノズル先端をニッパーまたは大型のカッターナイフ等で切除して調節します。
平ノズルでの使用
- ミキサーノズル先端を切除
原資料の図に示されたカットラインで先端を切除し、上記ミキサーノズル手順の1~3までを行います。
- 平ノズルを装着
ミキサーノズル横2箇所の突起部と平ノズルの内溝を合わせ、奥まで確実に差し込んだ後、平ノズルに刻印された矢印方向へ捻って固定します。塗布できるのは平ノズルの片面のみのため、施工面に応じて面の角度を調節します。
- 刃幅の狭いカッターナイフは刃が折れる危険があるため使用せず、大型のカッターナイフを使用して十分注意して切除します。
- 一度開栓したカートリッジはすべて使い切ります。材料が残った状態で保存すると、筒内で硬化して使用できなくなります。
- 使用時は本カートリッジ専用電動ガン「RE-1」に装てんします。
TD-Cartridge専用副資材

専用ハンドガン
TD-Cartridgeを装着し、クラックへ樹脂を圧力注入する専用器具です。

Cプラグ(逆止弁機能付)
クラック部へ設置し、注入時の樹脂の逆流を抑える専用プラグです。
性能データ
物性資料には JIS K 6911、JIS K 7203、JIS K 7171 の記載があります。各測定値との個別対応は、掲載資料でご確認ください。
関連資料
施工前に、下地状態、気温、含水状態、可使時間、必要量および各資料の注意事項を確認してください。